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日本で唯一の動物看護専門誌「as」から動物看護専門月刊誌「動物看護」へ

2023年08月18日

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日本で唯一の動物看護専門誌「as」から動物看護専門月刊誌「動物看護」へ

獣医療において愛玩動物看護師の革命は起こるのか? プロフェッショナルインタビューシリーズ

動物医療業界の専門家をゲストに招き、獣医療におけるアニマルケアスタッフ/愛玩動物看護師の立場の変化、動物病院や獣医師が求めるもの、労働環境の変化などについて多面的な意見交換を行うインタビューシリーズ。愛玩動物看護師のこれからの仕事の在り方や働き方について明らかにしていきます。
第1弾は動物医療系出版社EDUWARD Pressの動物看護専門月刊誌「動物看護」の編集部のメンバーである高橋真規子さんと酒井麻有さんにお話しを伺いました。

■日本で唯一の動物看護専門誌「as」から動物看護専門月刊誌「動物看護」へ

生田目:今回は、動物医療系出版社であるEDUWARD Pressの動物看護専門月刊誌「動物看護(旧as)」の編集部から、高橋真規子さんと酒井麻有さんにお越しいただきました。高橋さん、酒井さんよろしくお願いいたします。

高橋・酒井:よろしくお願いいたします。

生田目:今回は、雑誌「動物看護」の前身である「as」の歴史を紐解きながら、愛玩動物看護師の国家資格化についてお伺いできればと思います。それではさっそく私から高橋さんと酒井さんのご経歴について簡単にご紹介させていただきます。
まずは高橋さんです。東京都出身で、3年制の学校法人ヤマザキ学園 専修学校 日本動物学院(現 ヤマザキ動物専門学校)で動物看護・トリミング・トレーニングの3つの資格を取得され、動物病院に勤務後、2000年7月に株式会社インターズー(現EDUWARD Press)に入社。主に「as」、愛玩動物看護師カリキュラム準拠教科書、愛玩動物看護師国家試験対策書籍等の企画・制作を行い、今年8年ぶりに「as」編集長に再任され、新創刊「動物看護」の編集長を務めておられます。また現在、日本福祉大学3年次にも在籍され「動物」と「社会福祉」をつなぐことをライフワークとして学んでおられると伺っています。「as」は日本で唯一の動物看護専門誌として長年にわたりEDWARD Pressから発刊されてきた雑誌ですね。

高橋:ご紹介ありがとうございます。私から「動物看護」の前身である「as」について少し補足させていただきます。「as」は1989年4月、アニマルスペシャリストのためのサクセスマガジンとして誕生しました。当時は「AS」の大文字表記で、対象読者も動物看護師だけではなく、トリマーやペットショップ店員など幅広い職業の方へ向けた記事を掲載していました。その後小文字表記の「as」になり、副題も「アニマルスペシャリストのためのワーク・マガジン」、「動物看護専門誌」へと変化しました。幾度かのリニューアルを経ながら“現場で使って覚える”日本で唯一の動物看護専門誌として走り続け、2023年5月号で通算400号を迎えました。そして2023年春に誕生した国家資格「愛玩動物看護師」とともに生まれ変わり、2023年7月に「動物看護」として新創刊しました。
私自身は書籍編集部にて、愛玩動物看護師カリキュラム準拠教科書や愛玩動物看護師国家試験対策書籍等の企画・制作を行っている期間もありますが、「as」の編集自体には2001年から携わってきました。



生田目:ご説明ありがとうございます。改めて、7月の新創刊おめでとうございます。後ほどリニューアルについても詳しくお伺いできればと思います。それでは続けて酒井さんについてもご紹介させていただきます。
日本獣医生命科学大学 獣医保健看護学科にて動物看護に関する勉強をされた後、同大学の大学院へ進まれ、獣医生命科学研究科にて獣医保健看護学の修士号を取得。その後2018年に株式会社インターズー(現EDUWARD Press)に入社後、as編集部に所属し今年で6年目。新創刊「動物看護」でも引き続き編集を担当し、各種特集/連載を手掛けていらっしゃいます。

酒井:ご紹介いただきありがとうございます。この5年間で「as」では色々な企画を担当させていただきました。なかでも私が一番印象に残っている企画は、2021年4月号から掲載し始めた国家試験関連の連載(as国試対策ゼミ)です。“国家試験の勉強用に活用できる内容を”と企画し開始した連載で、テキストの一部を赤シート対応にしたり、「as」のオンラインサロンサイトとして運用していた「asサロン」との連携型にして誌面と動画の両方から学びを深める仕様にしたりなど、はじめての試みを詰め込んだ内容で私にとって思い出深い企画です。



生田目:ありがとうございます。お二人はともに「動物看護」の勉強をされてから雑誌の編集に携わっているのですね。どのような想いをもって雑誌の制作に携わっているのか、お聞かせいただけますか?