
近年、人間と同様に動物へのスキンケアの重要性が高まり、獣医学領域でも動物病院での皮膚科診療の一環としての導入、学会発表、セミナーの開催、また、サロン、トリミング店でも皮膚トラブルを日常的なケアや、トリミング時のケアにスキンケアの導入が進んでおります。
その一方で、実際に動物のケアをする動物ケアスタッフ・トリマー・飼い主が、誤ったケアをしていたり、正しいケア方法を理解していても、うまくできないといった声を聞くことも増えています。
また、スキンケアを指示する獣医師からも、診療が忙しい中で手取り足取り指導することが難しく、なかなか正しく実践してもらうまで至らないといった声があることから、こういった現状をふまえ、動物ケアスタッフ、トリマー、飼い主が、「犬のスキンケアが正しくできる」ようになることを目標に、実践するための標準的な知識とテクニックを網羅したわかりやすい学習プログラムとなります。
総合アドバイザー(東京農工大学名誉教授 )


動物スキンケアに関わるすべての人へ
動物スキンケアに関わるすべての専門職が、共に学び、実践力を高める場―アジア動物スキンケア検定。
本検定は、動物スキンケアの知識と技術を体系的に整理し、動物皮膚科領域において求められる正しいスキンケアの理解と、飼い主様への適切な対応力の習得を目的としています。
動物の皮膚を理解するうえで、「疾患」と「スキンケア」は切り離して語ることはできません。
しかし現場では、獣医療とサロンそれぞれの視点で語られることが多く、体系的に学ぶ機会は限られているのが現状です。
本検定では、エビデンスに基づく皮膚およびスキンケアの知識を軸に、獣医療とサロン双方の視点を踏まえながら、現場での実践につながる理解を深め、診療・施術・日々のケアにおける判断力と説明力を養います。
スキンケアの“理解”を“実践”へ。
現場で活かせる知識を、あなたの確かな強みへと導きます。
こんな方におすすめ
- 【動物病院では】
-
- 皮膚・被毛・耳の構造や症状の仕組みを体系的に理解し、皮膚科診療の基盤を強化したい方
- 診断・治療を根拠に基づいて行い、スキンケアの実践や飼い主指導まで含めた診療の質向上を目指したい方
- 獣医師・愛玩動物看護師・トリマーなど多職種で共通言語を持ち、チーム医療としてスキンケアに取り組みたい方
- 【トリミングサロンでは】
-
- 皮膚・被毛・耳の基礎知識を身につけ、皮膚トラブルを抱える犬に適切な施術・ケアを行いたい方
- 正しい知識に基づいて飼い主に適切なスキンケア指導・提案ができるようになり、動物のQOL向上に貢献したい方
- 動物病院がどのように皮膚トラブルに向き合っているかを学び、視野を広げたい方
講師
-

-
岩﨑利郎 先生
Toshiroh Iwasaki
-
ペットの皮膚科院長、獣医師、農学博士、東京農工大学名誉教授
日本獣医皮膚科学会会長、アジア初開催(香港)第6回世界獣医皮膚科学会議大会長を歴任。
アジア獣医皮膚科専門医協会会長を務められるなど国内外で皮膚科臨床・研究、教育活動に尽力されている。
2021年4月より神戸市で動物病院「ペットの皮膚科」を運営している。2024年7月、「世界獣医皮膚科協会 (World Association for Veterinary Dermatology) Hugo Schindelka Award」を受賞。

-
-

-
江角真梨子 先生
Mariko Esumi
-
獣医師、日本獣医皮膚科学会認定医、日本コスメ ティック協会認定インストラクター
日本大学獣医学科卒業後、神奈川県の動物病院で勤務。
勤務医の傍、東京農工大学動物医療センター 2種研修医として、皮膚科を学ぶ。その後、東京農工大学動物医療センター 1種研修として2年間の研修の後、日本獣医皮膚科学会認定医を取得し、Vet Derm Tokyoに皮膚科医として所属。
2020年に独立し、フリーランスで各地の動物病院の皮膚科診療に従事。
また、人の美容・スキンケアにも精通しており、日本コスメティック協会の認定指導員も務める。
-
-

-
島田健一郎 先生
Kenichiro Shimada
-
獣医師、日本獣医皮膚科学会認定医、博士(獣医学)
日本獣医生命科学大学卒業後、岐阜大学連合獣医学研究科大学院博士課程(皮膚科専攻)に進学し、東京農工大学の獣医内科学研究室にて研究と皮膚科臨床を学ぶ。
博士課程の研究テーマが「犬アトピー性皮膚炎の皮膚バリア機能とセラミド」であったことからスキンケアを意識した獣医療を志す。
-
-

-
島崎洋太郎 先生
Yotaro Shimazaki
-
獣医師、アジア獣医皮膚科専門医協会レジデント課程修了
皮膚科を専門とし、全国の動物病院で診療を行うほか、仙台地域でも皮膚科診療に携わる。
アイデックス ラボラトリーズで皮膚病理を担当し、臨床と病理の両視点から診断・治療に取り組む。
さらに、オンライン皮膚科学習プラットフォーム「皮ふキャン」を主宰し、獣医師・動物病院スタッフ向けの教育活動を行っている。
-
-

-
髙木美樹 先生
Miki Takagi
-
TALLTREE.オーナーグルーマー、スピードトリミング®ファウンダー
滋賀県彦根市にあるトリミングサロン「TALL TREE.」のオーナーグルーマー。アメリカ留学時に「犬に負担をかけずに短時間で仕上げる」ことを目的としたスピーディーなトリミングに感銘を受け、現地で技術を身に付ける。帰国後、日本の犬に合うかわいいスタイルを短時間で仕上げる独自のスピードトリミング®を考案し人気を博す。
海外のコンテストにも積極的に参加し、Groom Expo やSuperzoo を含むさまざまなコンテストで数々の賞を受賞。日本やアジア諸国で、コンテストジャッジとしてのキャリアも持つ。2023年4月、第1回FCIグルーミングワールドチャンピオンシップ 団体戦・日本チームとして参加し優勝。
-
検定について
■ 基礎編 + 応用編 + 実践編 の三部構成
基礎、応用、実践が学べる3日間の講習を通じて、スキンケアの基礎知識から最新の知見まで、標準的なスキンケア実践のための技術と考え方について学び、習得することができます。
獣医師、愛玩動物看護師、トリマーなど、動物に関わる全ての職種が一堂に会し学び合うことで、それぞれの役割を理解し、そこに飼い主が加わり四位一体となってスキンケアに取り組むためのプログラムとなっています。
開催形式
Web会議アプリ「Zoom」を使用したオンライン開催です。
遠方の方でも、勤務先やご自宅等からご受講いただくことが可能です。
Zoomの機能を使いながら、クイズ大会やグループディスカッション等を含む参加型講習となっています。
修了証
検定を受講・修了された方に、個人名にて発行致します。
受講された証として、店内や院内に掲示することもおすすめです。

公式テキスト
最新の情報を掲載し、「第3版」としてリニューアル!
APSCC アジア動物スキンケア検定 公式テキスト「動物スキンケア実践ガイド 第3版」
【書籍概要】
| 監修 | 岩﨑 利郎 先生(東京農工大学名誉教授) |
|---|---|
| 著者 | 伊從慶太先生、江角真梨子先生、神田聡子先生、島崎洋太郎先生、島田健一郎先生、下浦宏美先生、関口麻衣子先生 |
| 対象 | 獣医師、動物ケアスタッフ、トリマー |
| サイズ | A4 判 並製本 約180ページ オールカラー |
| 発刊日 | 2026年5月1日 |
| 出版社 | 株式会社EDUWARD Press |
| 本体価格 | 9,000 +税 |
【本書の特長】
- アジア動物スキンケア検定の標準テキスト
- 犬の皮膚・被毛の基本構造や皮膚疾患に関する基礎知識、知っておきたい情報を網羅
- シャンプーやスキンケアの基礎知識、施術にあたっての考え方や効果的なポイントから具体的な実践方法まで丁寧に解説
- 皮膚に合ったスキンケア商品の選び方が理解できるようになります。
【コンテンツ】
●基礎知識編
第1章 動物のスキンケアの実施指針
第2章 動物の皮膚・被毛と耳の基礎知識
●実践編
第3章 動物のスキンケアの実践方法
第4章 皮膚と耳のトラブルの症状とスキンケア
第5章 飼い主への説明法
アジア動物スキンケア検定ダイジェスト動画
QIX公式SNS
-
【Facebook】

-
【Instagram】

