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旧態依然の獣医療“往診”に風穴を開ける獣医師

2022年11月22日

  • CEO対談
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旧態依然の獣医療“往診”に風穴を開ける獣医師

「獣医師×〇〇」のステータスを持つ方をゲストにお迎えし、その活動や事業の誕生の瞬間、想いを解明するインタビューシリーズ。第6弾は獣医師×起業家であり、動物病院向けのクラウド型一元管理システム「ミニイク」の開発・運営を行う、ミニイク株式会社の代表取締役社長、黒川雄介さんにお話をお伺いしました。

 

【テーマ】
●旧態依然の獣医療~往診~に風穴を開ける獣医師:“黒川 雄介”
●提供する事業
●獣医師を目指したきっかけ
●在学中脳内パラダイムシフト
●起業家としての出発地点
●業界課題と展望

 

■旧態依然の獣医療~往診~に風穴を開ける獣医師:“黒川 雄介”

生田目:今回は、獣医師向けITサービスを手掛けるミニイク株式会社の代表取締役であり、獣医師の黒川 雄介(くろかわ ゆうすけ)さんにお話を伺います。よろしくお願いいたします。

黒 川:よろしくお願いいたします。

生田目:それでは私から黒川さんについて簡単にご紹介させていただきます。
酪農学園大学ご出身で、卒業後は岩手県石巻市で臨床医をご経験。その後、保健所獣医師として5年間動物愛護に従事し、保健所の立ち上げメンバーとして川口市の環境衛生分野をご担当。2020年6月に獣医師向けITサービスを手掛けるミニイク株式会社を創業。2021年7月に往診専門動物病院に向けたシステムをリリースし、翌年2022年7月に往診を含む獣医療現場で必要な情報を連動させた獣医向けクラウド型一元管理システム「ミニイク」を正式にリリースしています。

 

■提供する事業

生田目:では早速ですが、黒川さんの提供されている事業/サービスの紹介をお願いいたします。

黒 川:私たちの提供している事業システムは、動物病院のバックオフィス業務を一元管理し、獣医師・動物看護師・受付スタッフの業務を効率化するシステムです。2021年に往診専門動物病院に向けたシステムをリリースし、その後大幅なアップデートを行い、2022年7月に施設型の動物病院向けシステムをリリースいたしました。

生田目:往診専門動物病院向けから、一般動物病院向けへ拡大されたのですね。具体的なシステムの機能を教えてください。